戦士たちの少しだけゆるい凱旋

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 作戦終了後
 各機はそれぞれ艦に帰投指示が出る




 戦いの緊張感から解放されつつあるパイロット達のとりとめのないやりとり








【設定BGM: Jam project 『英雄伝説 Legend of Heroes』】






ショーン「ひと段落、ですな」
レフィーナ「ええ。ユン、各機に帰投指示を」
ユン「了解」

テツヤ「作戦終了だ。全機帰投させろ」
エイタ「了解。スティール2より各機へ。作戦終了。速やかに帰投せよ。
    繰り返す。各機は速やかに艦へ機投せよ」
アヅキ『各機予定通り各艦へ帰投してください。乗艦が終了次第艦は発進します。
     各部隊長は隊員の点呼が済み次第中隊長へ報告を…』




リュウセイ「いやぁようやく帰れるぜ」
ライ「最後まで気を抜くな。勝利が決まった瞬間こそ一番危ういんだ」
リュウセイ「へぇへぇ」
ヴィレッタ「ライの言うとおりよリュウセイ。危機意識は最後まで持続させなさい」
アヤ「家に帰るまでが遠足。そう習ったでしょ」
リュウセイ「ヘヴィな遠足だぜ…」
マイ「家に帰るまでが遠足。なるほど」
ライ「…あまり深く考えなくていい」




エクセレン「今日もお疲れちゃーんキョウスケェ」
キョウスケ「燃料の無駄だ、無駄に飛び回るな。
       ATXチームは真っ直ぐ帰投するぞ。ブリッド、遅れるなよ」
ブリッド「はい。クスハ、虎龍王はこのままでいいかい?」
クスハ「うん、今日もありがとうブリッドくん」
ブリッド「いやこっちこそ。いつもありがとう、クスハ」
クスハ「うん」
エクセレン「もう、相変わらずラブラブねん」
キョウスケ「……」
エクセレン「ねぇキョウスケ。あたしたちも二人を見習って」
キョウスケ「却下だ」
エクセレン「んなッ」
キョウスケ「もう艦に着くぞ。各機乗艦準備。
       人差し指は必ず外を向けておくように」
エクセレン「ぶー」




リューネ「今日もなんとかなったね」
マサキ「サイバスターがいるんだ。当たり前だぜ」
リューネ「でも、今日はアイビスも凄かったよ」
マサキ「ああ。今日俺感心しちまった。なぁ、アイビス」
アイビス「……」
マサキ「おいアイビス!」
アイビス「え、え?あたし?」
マサキ「そうだよ。お前以外にだれがいるんだよ」
アイビス「あ、うん。そうだね」
マサキ「うん?反応薄いな。俺は今日、お前のことスゲーって思ったんだぜ。
     サイバスターの呼吸に速さで合わせる奴はなかなかいないんだからな」
アイビス「そ、そうかな。夢中というかテンパってたというか…あんまり実感なくて…
      みんなの援護があったからだし…」
マサキ「おいおい、もっと自信持てよ。
     こういう時は黙ってだな、任しとけ!とか当然だ!とか言っていいんだよ」
アイビス「い、いやそこまでは…」
リューネ「アイビス。マサキああやって適当に言ってるけど、あたしもそう思うよ。
      あんたはもっと自信持っていいよ。あたし達が保証してあげる」
アイビス「あ、ありがとう…。えへへ」
マサキ「何照れてんだよ。わかりやすいやつだな」
アイビス「う、ご、ごめん」
リューネ「こらマサキ。…ほんとに女心がわかんないんだから」
マサキ「女心は関係ねーだろ」
シロ「マサキに最初からそっち方向の感性を期待しちゃダメにゃ」
クロ「そうにゃ」
マサキ「ちぇー。みんなして言ってくれるぜ」




タスク「ふぃー、ひと段落だな」
レオナ「お疲れ様タスク。よくがんばったわね」
タスク「なはは、その物言いが気持ちいいよ」
レオナ「ジガンに大きな傷がなくて私も一安心だわ」
タスク「せめて俺にケガが、って言ってくれねぇかなぁ。
     ま、ぶっ飛んでくる敵の軌道に飛び込んで盾になるんだ。
     たまにチビっちゃう時もあるけどね」
レオナ「でも、そのおかげでみんなが守られているのよ。誇りに思っていいと思うわ」
タスク「そう言ってくれるだけでもお慰み…」
カチーナ「誰がチビったってぇタスク!」
タスク「んげェッ」
カチーナ「そうかテメーまだ敵にチビってんのか!じゃあ乗艦したらあたしんとこ来な!
      またまたまたまた鍛え直してやるぜぇ!」
タスク「お、お助けレオナちゃん!」
レオナ「中尉、タスクをよろしくお願いしますわ」
カチーナ「よし!カミさんからの許しが出たんだ!今日はみっちり付き合ってもらうぜ!」
タスク「ンギャーッ」
ラッセル「中尉、そろそろ機体を乗艦姿勢に…」
カチーナ「あ?よし、お前も道連れだラッセル!」
ラッセル「そ、そんな…」




ジョッシュ(よし、今日もなんとかなった)

ジョッシュ(オレはまだ戦えてる。生きていられてる)
アクセル「冷静だな。堅実で良い戦いぶりだった」
ジョッシュ「オレはまだ日が浅いです。そう無茶も出来ません」
アクセル「良い心がけだ。どうにもこの隊は多少の無茶が常なところがある。
      良い刺激になってやってくれ」
ジョッシュ「自信はないですが」
アクセル「ま、そのくらいがちょうどいいのさ、これがな」




ケイジ「…はぁ……はぁ…」
カイ「どうしたタチバナ少尉。具合でも?」
ケイジ「いえ、なんでもありません。良好です」
カイ「そうか。何かあればいつでも言えよ」
ケイジ「ありがとうございます…」
アラド「にしてもかっこいいなぁ羽々斬。こう、ガガっと斬り込みに行く様。
    かっこいいッスよケイジさん」
ケイジ「はは、ありがとうアラドくん」
ゼオラ「お疲れ様です。タチバナ少尉」
ケイジ「こちらこそ、ファルケンの援護射撃にはいくら助けられたかわからないよ」
カイ「ま、すぐにはほぐれない緊張も、この隊にいればすぐ取れるようになる。
   お前なら問題はないさ」
ケイジ「はい…ありがとうございます」
カチーナ『ケイジー!おまえも後で鍛えてやろうかーッ!』
ケイジ「ビクッ」
カイ「ケイジは羽々斬の件でミーティングが入っている。また後日頼むぞ中尉」
カチーナ『ちぇッ、しゃーねぇな』

ケイジ「ありがとうございます少佐…ボソリ」
カイ「はっはっは。災難はかわすにこしたことはないぞ」




ギリアム「相変わらずだな。この隊は」
キョウスケ「申し訳ありません。自分の指導不足です」
ギリアム「いや、そういう意味ではない。この快活さはむしろ貴重だ。良い部隊さ」
カイ「なぁに、気にするなキョウスケ。お前の責任ならそれはさらに俺達へとおっかぶさる。
   今はまだまったく問題はない」
キョウスケ「そうですね、ありがとうございます」
イルム「ま、にぎやかならそれでいいってこった。現場が混乱しなけりゃこれでいいさ」
カチーナ「甘ぇなぁホントに」
イルム「部下と一緒にぎゃーぎゃー騒いでた中尉さんが言うことかね」
カチーナ「ぐッ…」




運動音痴のタスクにカチーナのしごきは地獄なんだろうなきっと
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by tuyuri_felnar | 2011-05-24 23:55

漫画やビデオゲームのライティングや小説執筆等を中心に活動してます。


by ななくさ つゆり