たまにはお外で遊んできなさい

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   せっかくの土曜日


今日くらい外で遊びましょう











ショウコ「おじいちゃん!じゃあ私ちょっと出てきます!夕方までに帰るからね!」
キサブロー「ほいや。楽しんでおいで」
ショウコ「じゃあいってきま……なにしてるの、お兄ちゃん」
コウタ「……誰とだ」 
ショウコ「と、友達……」
コウタ「……男?女?挨拶が必要か?」
ショウコ「い、いや、あの、大丈夫…」
コウタ「まさか一鷹とかいわねぇだろうな…」
ショウコ「違うけど……じゃあいってきます!(ニコッ」 
コウタ「あ、待てッ!……チッ、後で一鷹とっちめてやる!」




【設定BGM:クロノクロスより『テルミナ アナザー』】
バンクリフが何気に好きなのになかなか共感されない。仲間入りイベントとか素敵じゃないですか








クスハ「リュウセイくん。迎えにきたよ」
リュウセイ「わりぃ。ちょいと寝坊しちまってよ」
ブリット「遅いぞ。滅多にとれない休みなんだ。有効に使わないと」
リョウト「もうみんな外で待ってるよ」
リュウセイ「おう。すぐ行ける。玄関で待っててくれ。
      じゃあお袋!俺外で遊んでくるから!」
ユキコ「気をつけていってらっしゃい。たまにしかない休みだもの。
    クスハちゃん。リュウをお願いね」
クスハ「はい。おばさま」
リュウセイ「もう自分の面倒くらい自分で見れるって」
ユキコ「はいはい。ほら、背筋伸ばして」
リュウセイ「へぇへぇ。…あ、俺の外向けの靴どこやったっけ」 ガサゴソ
リョウト「面倒見きれてないじゃないか…」
リュウセイ「あ、あったあった。じゃあ俺行ってくるから。
      あんまり無理しないでなんかあったらすぐ連絡くれよな」
ユキコ「ええ。じゃあ、いってらっしゃい」
リュウセイ「いってきます!」



テニア「女の子三人に囲まれてショッピングなんて幸せ者だよね統夜は」
カティア「まったくね。周りの人達も関係を誤解してるわきっと」
メルア「ええ、ホントにそうです」
統夜「……」
テニア「どしたの?」
統夜「そういうのはさぁ、この買い物袋の山の少しでも誰かが持ってから言えよ」
テニア「なによ、か弱いあたしたちに荷物持ちをさせる気?」
カティア「いいえテニア。あの頃の優しい統夜ならきっと荷物持ちもする筈よ」
メルア「ええ、ええ。
    コックピットのどろどろに溶けたチョコを片付けてた頃の統夜さんなら…」
統夜「…………ピキピキ」
カティア「それよりもうすぐ七夕ね。帰りに折り紙を買って帰りましょう」
統夜「あ、そっか。七夕かぁ。すっかり忘れてた。笹ってどこで取れるんだっけ」
メルア「じゃあ明日はみんなで山に行きましょうよ」
テニア「あ、賛成賛成!……にしても、さっきから視線を感じない?」
統夜「だよな。まったくもう、俺はひっそりと落ち着いていたいのに……ん?」
アル=ヴァン「……」
統夜「……」
アル=ヴァン「……」
統夜「……なにしてんだ、アル=ヴァン」
アル=ヴァン「ほう、統夜。こんなところで会うとは奇遇」
統夜「その果てしなく胡散臭いサングラスを取っ払ってから言ってくれ」
アル=ヴァン「これも監視活動には役立つのでな。視線を隠せる」
統夜「このオッサン監視って言っちゃったよ…。で、俺の?」
アル=ヴァン「まさか。私はそこまで過保護ではない。では、どうぞ」
メルア「え?」
テニア「あ」
カティア「あら」
シャナ=ミア「もうすぐ七夕ですね。織姫になりにきました。彦星様」
統夜「……」
シャナ=ミア「……どうしたんです、統夜」
アル=ヴァン「大丈夫か。作画が崩れたかのような顔をしているぞ」
統夜「……あ、いや、あまりにも突然だったから。ひさしぶり、シャナ」
シャナ=ミア「はい。アル=ヴァンに徹夜で地球まで送っていただきました」
統夜「やっぱアル=ヴァン過保護だよ」
アル=ヴァン「従妹の将来を心配すればこのくらいはするさ」
統夜「ところでアル=ヴァン」
アル=ヴァン「なんだ」
統夜「徹夜ってことは、カルヴィナをほっぽらかして家を一晩空けたのか」
アル=ヴァン「急なことであったのでな。きっと彼女もわかってくれるだろう」
テニア(わかってくれるの?カルビが?うっそぉ)
カティア(ありえないわ・むしろすごく怒ってるんじゃないかしら)
メルア「どうしたんです統夜さん。どなたかに電話ですか?」
統夜「気にしないでくれ……。…あ、カルヴィナさん?いまここにアル=ヴァンがいます」
アル=ヴァン「 !! 」
統夜「はい、はい。……はい、回収に来てください。
   ……さて、あと10分でここにカルヴィナさんがナイフを一本提げて来ます」
アル=ヴァン「ひ、卑怯なり統夜!」
統夜「それより説明もなく一晩家を空けた言い訳を考えた方がいい。
   ……ぶっちゃけめっちゃ怒ってた。あれは普通に刺すタイプだから」
アル=ヴァン「なッ!?」
テニア「ひょっとして家では尻に敷かれてるタイプ?」
統夜「相手がカルヴィナなんだ。当然だろ」
カティア「首輪とか似合いそうね」
メルア「ここ掘れわんわん、ですか」
テニア「ここってドコよ…」
統夜「やっぱカティアってカルヴィナと心持ち似てるところあるよな」
カティア「そうかしら」
テニア「いや、多分似てる。私もそう思った」



一鷹「んあ、俺に電話?…コウタ先輩じゃん。珍しい」
駆「お前なんかやらかした?ショウコちゃんに手を出したとか」
一鷹「まさか」
ピッ
一鷹「お久ッッス、コウタ先ぱ…」
コウタ『てめぇ一鷹!ふざけんなよ!』
一鷹「はぁッ!?何スかいきなり!」
コウタ『お前今どこだ!』
一鷹「どこって、外ッスけど」
コウタ『ショウコに手を出したら承知しねぇってあれほど言ったろうが!』
一鷹「出してねぇ!説明してくださいよ説明!」
コウタ『いまショウコが外出て行ったんだよ!
    お前んとこ行くって言ってたぞ(←言ってない)』
一鷹「はぁ?アホな」
コウタ『週明けの通学路は気をつけるんだな!』ガチャン

一鷹「……なにテンパってんだよあの先輩。
    濡れ衣でボコられるとかマジ勘弁だろー……」
駆「この界隈じゃソレが怖くてショウコちゃんに手を出す男なんていないのにな」
シャル「すごい怒号だったわねー。さすがはコウタだわ」
駆「流石って言っていいのかソレ」
天音「すごい妹さん想いなんだね、コウタさん」
一鷹「妹想いなのはいいけどよ、それでいちゃもんつけられる方はたまらんぜ」
シャル「しょうがないわね、じゃあちょっとショウコに電話してみてあげる」
一鷹「いえ、自分のことですし…」
シャル「コトの矢先に携帯の通話履歴の一番上がアンタじゃ余計ややこしくなるでしょ。
     ついでに誤解も解いてあげる」
一鷹「かたじけねぇッス」
シャル「いいのよ。……ああ、そうだ駆」
駆「なんだ?」
シャル「……おなかすいた」
駆「ドーナツ買ってきてやるよ」
シャル「流石ね」
駆「流石って言っていいのかなぁコレも」
天音「流石だよ兄さん」
一鷹「流石ッス先輩」
駆「ありがとよお前らちくしょーめ」


その夜、こってりショウコにしぼられたコウタでしたとさ。




そういえば天音って青空ゲンキーズに所属しているのかな

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by tuyuri_felnar | 2011-07-02 13:00

漫画やビデオゲームのライティングや小説執筆等を中心に活動してます。


by ななくさ つゆり